国内ボランティア

「自分を知る」  高久 奈美恵

 さゆりホームでは、実習生や、ボランティアの人達と、沢山の人が出入りをしています。そのため、子供達は多くの大人達と接する機会があるので、人見知りをしないで私に、気軽に沢山話し掛けてくれました。

 その様な子供達のおかげで、私は初日から沢山の子供達と遊ぶことが出来ました。私は、2歳〜6歳までの、男の子と女の子の12人のクラスを担当しました。子供達は、まさに伸び盛りで、色々なことを吸収していました。初日は、たどたどしい言葉や訛りのため、子供達の話す事を理解できませんでしたが、その問題は時間が解決してくれました。3歳の女の子は、時々悪口を言ったり、甘えたりと、色々な顔を私に見せてくれました。私は、始め女の子に対してどう接するれば良いのか戸惑いました。

 

他の子よりもある一日、一緒にいる時間を長く取りました。そうすると、女の子の悪口は極端に減りました。女の子は、悪口を言う事で、私に、構って欲しい合図を送っていんだと思います。子供達は、言葉に出来ないかわりに、色々な方法で大人に訴えかけてきます。個々の気持ちを理解する為に、観察力を持っていなければいけないと強く痛感しました。大分で過した2週間は子供を通して自分自身を見つめなおす機会となりました。

「国内ボランティアに行って」

                                   古川 理恵

 国内ボランティアの為に私は友達と一緒に大分に15日間行ってきました。初めての事だったので、期待と不安が入り交じりながら大分へ向かいました。大分に着いた時は、どんな子供達がいるんだろう。上手く馴染むことが出来るかな。と考えていましたが、初めて施設に訪れた時に子供達から遊ぼうと寄ってきてくれたのでとても嬉しかったです。15日間の中、小百合ホームとラウラ児童館を交互に訪れていました。どちらの子供もとても明るくて人懐っこく自分も子供に戻った気持ちで一緒になって遊んでいました。児童館では小学生、ホームでは2才から小学生低学年までの子供達と関わっていました。こんなにもたくさんの子供と一気に関わる事は初めてだったので、色々な事に手惑ってばかりいました。しかし周りの大人の方々が助けてくれて、何事もなく毎日を過ごすことが出来ました。キャンプで海に入ったり、館内キャンプできもだめしをしたり、市内プールに行ったりと普段出来なくなったものをさせて頂いてとても充実した日々を送る事が出来ました。大分で得たものは限りありません。今まではただ子供が好きというだけで子供に関わっていましたが、この数日間で子供の気持ち、何をしたいのか、何をして欲しいのか、何を求めているのかが少しでも解った気がいます。大分で色々な子供を見ました。学校に行けない子、上手く友達と関われない子、等の何かの理由で一人でいる子供が自分達に近づいてくれたりで、良い事ばかりの15日間でした。ボランティアなので大変なものかと思っていましたが、逆に自分が一番楽しんでいたような気がしています。このような体験を忘れずにこれから自分に出来る事を見つけて役立てていきたいと思います。来年もまた行けたら是非行きたいと思っています。そしてまた、たくさんの子供に出会いたいと思います。 

「笑顔のある場所」                                西崎 愛子

 大分で過ごした15日間は、私にとって最高の夏休みになりました。私がこのボランティアに参加したのは、子どもが大好きということと、今よりもっと視野を広げ、たくさんの経験をしてみたいと思ったからです。初めは不安でしょうがなかったけど、子ども達と触れ合うことでそんなものはなくなりました。

 私はラウラ児童館と小百合ホームの両方のお手伝いをさせてもらいました。初めにラウラ児童館に行きました。小学一年生から五年生まで、特に男の子がなついてくれるか心配でしたが、子ども達の方から声をかけてくれて、すぐ仲良くなれました。苦労したのは、名前を覚えることでした。約百人近くいるのでなかなか顔と名前が一致しなくて、子ども達に怒られることもありました。

 小百合ホームでは、二歳から六歳までのボスコ組に行きました。初め、何をすればいいのかわからなくて、ただ子ども達と遊ぶだけでした。でも、先生やシスター、時には子ども達から教えてもらい、微力ながら多くのお手伝いをさせてもらえました。洗濯物をたたみ子ども達のタンスに入れたり、おもらしの後始末をしたり、その他に、子ども達と一緒にかけ回って虫採りしたり、ごはん食べたり、キャンプにも行きました。なかなか言うことを聞いてくれなくて苦労もしたけど、子ども達の笑顔は最高でした。

子ども達の他に、多くのシスターや先生とも出会いがありました。幼児教育者を目指している私には、とても参考になりました。途中からは、自分はお手伝いに行ったということを忘れて楽しんでいました。行くまで15日間なんて長すぎると思っていましたが、あっという間でした。

 この夏、私は本当に充実した楽しい日々が送れました。また来年もみんなの笑顔に会いに行きたいです。

「言葉にできない夏」

                                  功刀 弘子

 私は8月9日〜8月23日までの14日間大分の国内ボランティアに参加しました。昨年は海外ボランティアとしてフィリピンへ行き、たくさんの子供達に出会い、今年もたくさんの子供に出会いたいと思い参加しました。

 私は小百合ホームのアグネス組を担当しました。丁度、このお盆の期間は一時帰宅の期間でホームに残っている子供は少なかったのですが、その分残っている子供と長い時間を共にすることができました。大分で一番悩んだことは、子供達の生活にどれだけ介入していいものか、考えました。子供達にとってホームは家であり、生活の場であり、プライベートな場でもあります。その子供達の生活に、いきなり今まで全く知らなかった私が入っていくのは迷惑なのでは、不快なのではと思いました。子供が一人でいたいこともあるだろうし、子供だけで遊びたいときもあるだろうし、私がいることによりいつもの生活のリズムが乱れるのでは、と思いました。子供達には子供達の小百合ホームでの生活があると思うので、その関わり方に悩みながらも「なるべく、子供達のいつもの生活通りに」と思いながら生活しました。

 東京に帰ってから、よく人に「大分どうだった?」と聞かれますが私は、自分の気持ちをうまく表現できません。「子供といろいろなことをして楽しかったよ。楽しかったけど・・・」の後がなかなかでてきません。小百合ホームの子供は色々な理由で親と離れて暮らしています。しかし、だからといって、モ親と暮らせなくてかわいそうモと簡単に一言で言えません。シスターから、今の養護施設にくる子供の現状などのお話を伺い、それぞれ1人1人、いろいろな問題を抱えながらもその問題を受けとめ、生活しているんだなと思いました。

 今でも、大分で感じた自分の気持ちを言葉に上手に表せませんが、子供達と出会えて本当に良かったで