違いを認め、愛し合って生きることができるように

 VIDES JAPAN デレガーター Sr. 稲川 孝子    

8/9月の2ヶ月間は異文化交流の期間となり、多くの人々との出会いの機会を持つことができました。恒例のVIDES海外ボランティア=フィリピン編=ではミンドーロ島の山奥に住んでいるマニャアン小民族の家庭訪問をすることができました。貧しい小屋には働きに出かけている両親の代わりに、6歳の少女が兄弟姉妹4人の世話をしていました。貧しさは人間を強くし、家族関係を愛の絆で結ぶ力となることを感じさせられました。”イタリア巡礼・ボランティアの旅”では”Casa Famiglia"施設を訪れ、障害者の方々と懇談会の機会を持つことが出来、カトリック国であるイタリアではの宗教的土台の人間愛を              

基本として考慮されている、教育施設に感動と強い関心を持ちました。そして、南国プーリア州にては、バロック芸術を満喫し、イタリア人の温かさと大らかさに出会い、ドン・ボスコの精神”神様にゆだねて生きる楽観主義”の素晴らしさに出会うことが出来ました。このような恵みの日々の最後に、イタリアで悲しい事件を知りました。アメリカで”同時多発テロ事件”によって、多くの人々が命を失ったことのニュースです。命こそ神様が人間に与えられた最高の宝物であり、創造された全てのものが幸福になるために与えられたものです。一日も早く、全ての人々の上に、平和が訪れて、互いに違いを認め、愛し合って生きることが出来ますように、今月はロザリオの月でもあり、聖母マリア様にお祈りをお捧げいたしましょう。

 

 私が今できることは            光井 康子

私がビーデスに入った頃、ニュースでは10代の若者による悲惨な事件が頻繁に流れていました。三人の子を持つ親として、心が痛く、いきどおりを感じていました。

 今キラキラと瞳を輝かせている子供達が、どういう過程を経てあのような人格になるのだろうか?私達親の責任は重大だと思います。命の大切さを知って欲しいと心か

ら願いました。そして、私が今できることは何か考えました。

 ボランティアには以前から興味がありました。末の子が入園して自分の時間ができた時、いつもいきいきと活動しているビーデスの方々を見て、私にも何か手伝えることがあればと思い参加しました。無理のない範囲で楽しく活動しています。しかも、赤羽のリストランテでは私の大好きなイタリア料理を作り、それを食べ、イタリア人のシスターにもお会いできる。イタリア好きの私にとっては願ってもない仕事です。私ができることはほんの小さな事だと思います。でもそれが、ボリビア等の子供達の生きる糧になっているということはとても嬉しく、私自身の希望にもつながっています。

 私は雄弁ではない親の背中を見て育ちました。もう一人の子供達の幸せを願いつつ、毎日楽しく生活している姿を見て三人の子供達も喜んでいるようです。そして、そこから何かを感じ思いやりのある人に育って欲しいと願っています。 

「初めてのお料理教室」                   滝口 美雪

 イタリア料理は、素材と調味料とタイミングが命。何気ないのに美味しくて、イタリア特有の大らかさも有る反面、集中して味を整えるところは徹底する・・・。とても共感できるお料理だった。澤先生はもとより、様々な準備をして下さるスタッフの皆さんの細やかさ。初めて伺ったのにとても気持ちの良い空間で、果たして、この方たちは一体どういう方?と思い巡らせていた時、“VIDES”の意味を教えて頂き、なる程!と納得。 私は、まだVIDESのほんの一部しか知らないのだが、信者になったのも、イタリアへ行ったのも、そしてVIDESに出会えたのも、全て全て神様からの頂ものと思っている。これから先、どういう風に関わりが広がるのか私には分からないが、この幸せな出会いを大切に大切にしようと思っている。お導きに従って、ゆっくりと、この輪の中に居たいとも思っている。皆さんもご一緒に、お料理を教えて頂きませんか?

Ciao! Ciao!